3-3)職務経歴書はアピールポイントを抑えて作成する

3-3)職務経歴書はアピールポイントを抑えて作成する

職務経歴書を効果的に活かすには、応募先のニーズに対応したアピールポイントを強調することが重要です。また、前回と同業種の転職か、異業種の転職かなども考慮して、職務経歴書に盛り込む文章の戦略を練りましょう

以前の仕事と転職先の業種によって、アピールするポイントを変える

1.同業種・同職種への応募

最も採用される確率が高い転職です。
専門的に行ってきた仕事であるため、応募先のニーズをつかみやすく、どのような人物がされているかも分かっている業務だからです。企業ニーズを適切に捉え、これまでの実績の中でアピール度の高いものを見極め、具体的に記載します。

2.異業種・同職種への応募

比較的成功しやすい転職です。
職務遂行能力と、異業種への転職理由、応募先企業への志望動機の内容が重要となり、しっかりと記載することで期待できる人材と評価される可能性があります。さらに異業種の知識が活かせる転職であれば強調します。

3.同業種・異職種

採用側にマイナスの印象を与えると不安にさせてしまう転職です。
異職種の場合は、必要な即戦力性を示せる知識、能力、実績を丁寧にしっかりと伝えることが重要です。異職種に転職する理由となり、以前の勤務先の不満などのネガティブな内容を記載しないようにしましょう。退職理由が不満などではないことも重要なポイントとなります。

4.異業種・異職種(未経験)

最もハードルが高い転職です。
これまでの仕事と共通として必要とされる能力や技能、新しいことを習得するスピードや意欲を中心に、新しい職務に活かせる知識、能力、実績を強くアピールします。退職理由や志望動機、習得意欲、人柄など、新しい分野でも活躍できることを示す技能を全て記載し、人材、協調性、コミュニケーション能力があることも伝えましょう。

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応募する職種に求められるニーズを読み、アピールする内容を検討する

職務経歴書では、応募する職種によってアピールする内容を考慮する必要があります。

企業によって、採用の決定に至るプロセスや決め手となるポイントは様々です。それでも、募集職種に求められる技能や知識を一定予想することは可能で、必要とされる技能を持ち合わせており、求められている職務遂行能力があることを伝えなければなりません。
求められる技能や知識のポイントを抑えて作成された職務経歴書は、採用担当者の気持ちに効果的に働きかけます。

同職種に転職を希望する場合、自分の得意な分野ですので、企業が必要としている技能を的確に捉えることは比較的問題なく進む作業です。
ところが、これまでと違う職種を希望する場合は、具体的な内容を知らないため、ニーズを掴むことが難しいこともあります。その場合も、実務経験不足であることを強調したり、お詫びする文章を書き連ねても意味はありません。新しい職種に必要な技能、経験などの不足は、これまでの専門の仕事や実績、今持ち合わせている知識や技能から共通性を見つけて、それらの経験がどのように役に立つのか、また今後どういった形に変えて貢献出来るのかを伝えるようにします。

過去の実績から見るアピール材料

管理していた部下の数が多い場合、管理能力や指導力、育成力に優れていることを強調できます。組織図の中で部下とされていた人数は少なくても、指導に当たった内容、部下の成功率もあなたの能力としての評価対象となります。
肩書きを持っていなかった場合でも、責任者としてプロジェクトを指揮した経験がある人は、仕事のマネジメント経験として評価されます。

人脈は大変重要なアピールポイントです

30〜40代の人には人脈も評価されます。情報ネットワークを広く持つ人は、視野も広く、さまざまな業界のつながりが企業の発展につながる可能性があるからです。
人脈が豊富な人はコミュニケーション能力や協調性が高く評価され、他の人より技能や経験が多少低くても、採用が叶うこともあります。
基本的な社会人としての資質、ビジネスパーソンとしての能力は、どの業界でも歓迎される人材です。

アピールできる能力や資質

コミュニケーション能力 解決策立案能力 情報収集能力 情報活用能力 企画力
人脈の広さ 問題解決能力 プレゼンテーション能力 問題把握能力 先見的洞察力
積極的傾聴力 状況判断力 状況分析力 組織管理能力 調整能力
変化への適応力 課題達成執着力 課題設定能力 リスク管理能力 業務管理能力
権限委譲能力 行動力 協調性 人材育成能力 公平性
バランス感覚 人事評価力 決断力 交渉・説得力 クレーム処理能力
チャレンジ精神 創造力・創造性 使命感・責任感 ストレス耐性 自己革新
職業的論理感 広く深い視野 柔軟な思考 国際感覚 勤勉さ
冷静さ 素直さ 厳しさ 誠実さ 几帳面
慎重 バイタリティ 革新意欲 積極性 思いやり
外向性 意思の強さ 集中力 直感力 政治力

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職業別アピールポイント

職種 記載項目 ポイント
営業・販売 担当商品、対象顧客、担当地域、顧客数、営業方法、販売方法、形態、職責、実績 実績が数値化しやすいため、明確な表現が可能。必ず数字を挙げて実績を示し、商品知識や企画力、営業・販売における工夫の実績を記載する。バイタリティやコミュニケーション能力もあること、クレーム処理などの対応によりストレス耐性も売りにすることができます。
サービス職 経験した業務内容、対象となる顧客、職責、実績、資格 人とのコミュニケーション能力、誠実な対応を行ってきた実績を伝えます。人との対話が好きなこと、細かな気配りが必要とされる職種なため、最後までお客様の面倒を見られる人であることを伝えましょう。
企画開発・研究職 取り扱い商品、担当商品、担当分野、対象となる顧客、職責、実績、専門知識 情報収集能力、活用能力、特定分野の専門性が必要となる職種です。視野の広さ、先見性、分析力、調整能力、課題解決力の実績を伝えます。
技術職 担当業務、専門技術、職責、実績、資格、使用機種、特許・実用新案、アイデア 技術職は専門性の高い職種であり、技術レベルの高さ、業務内容や職責、アイデアや工夫の実績を記載します。技術力を示せる資格、特許などがあれば必ず記載します。
制作業務 担当業務、職責、実績、資格、使用可能な機種・ソフト、特技、PCスキル 専門性の高い職種であり、業務内容や職責、使用できる機器やソフトを具体的に記載します。センスも評価対象とされる可能性が高いため、職務経歴書に作品や実績が視覚的に分かる資料などを添えて提出します。
事務職 業務内容、職責、実績、資格、特技、PCスキル、使用可能なソフト 事務職は正確さと迅速性が問われる職種です。効率的な作業、経費削減のために工夫したことなど、実績を数字で示します。職務が細かく多岐にわたるため、アピールするポイントは応募する企業に合わせて優先順位を付けて記載します。

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