3-6)編年体式 職務経歴書の要点

3-6)編年体式 職務経歴書の要点

編年体式 職務経歴書が適している人

編年体式の職務経歴書は、入社時から現在まで、または現在から過去に遡る形式で、時系列でキャリアを記載する方法です。キャリアの流れが分かりやすいため、基本的にはひとつのキャリアを蓄積してきた強みを活かして転職する人に適した書式です。

編年体式は内容が少ない場合でも、伝えたいことを網羅できる書式です。履歴書の職歴欄の内容が少ない人や、多くを記載出来ない人、職歴の少ない20代の人に適しています。

入社してから長期間継続して同じ職種に従事した人で、異動が多かった人、30代以上の人はキャリア式の方が良い場合もあります。編年体式の職務経歴書は履歴書の職歴欄に記載した情報の詳細を記載しますが、具体的に記載していくと、異動についての情報ばかりを書くことになり、採用担当者を飽きさせてしまう書類になりかねないからです。

編年体式 職務経歴書のポイント

職務経歴書は専門性やキャリア、経験を記載する書類ですが、即戦力性があることを伝える書類でもあります。あまり古い経験では即戦力性をアピールする材料としては弱く、出来るだけ現在に近い情報を即戦力としての経験(専門性)として伝える方が有益です。

職務経歴書を提出する企業に対して売りとなる職歴が入社時にある場合は入社時から記載することが望ましく、直近のキャリアの方が応募する職種に活かせる内容である場合は、現在から過去に遡って記載しますが、即戦力として売れるキャリアが10年以上前のものである場合は、編年体式でうまく伝えるには工夫が必要となります。

売りとなるキャリアは早く読んでもらう方が効果的ですので、専門性や即戦力性を目立たせられる条件を満たし、あなたの強みをアピールする職務経歴書になるように作成しましょう。

複数のキャリアや経験、専門性持つ30代以上の方の場合は、年代順に経歴を記載すると強みが文章に紛れてしまう可能性が高くなるため、キャリア式の職務経歴書をおすすめします。複数の専門性やキャリアで即戦力性を伝える場合は、キャリア式の方が読み手に強みが伝わりやすい書式となります。

1. 応募職種との関連性から年代順か逆年代順を選ぶ

キャリア向上の流れを見せたい場合や、職歴の初期の経過が売りとなる場合は「年代順(入社時→現在)」、最近の経験の方が応募する職種に関連していて売りになる場合は「逆年代順(現在→過去)」で記載する

2. 職歴の区切りごとに、「職務内容」「実績」を記載する

逆年代順で記載し、A4・2ページに収まらない場合は、2ページ目の職歴の詳細を省略するなどして工夫する。

3. 職歴の前に要約、または志望動機などのキャリアの特性・概略を見出しにする

履歴書に経験知識の要約を記載している場合は、要約ではなく「志望動機」「自己PR」などを記載する。

4. 職歴の区切りを視覚的に分かりやすくする

表組み、下線、1行スペースなどを入れて見やすく作成する。

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編年体式で現在から遡る場合

現在から遡って年代順で経歴を記載する方法は、直近の経歴が応募する仕事に直接影響する人に適しています。
企業の採用担当者は最近の職務内容と実績を確認する傾向にあり、採用側にとって最も知りたい情報が、応募者の強みであることが合致することは大変有利にと言えます。

年代を過去に遡る場合、後になるほど古い情報となり、簡単に記載したり、場合によっては入社年月と会社名以外を省略することも出来ます。職歴の多い応募者の場合、古いを省略し、最近の有利な情報のみで職務経歴書を満たすことができるメリットがあります。

同一の仕事を行なって来た方も、現在の情報から遡る書式がおすすめです。現在の専門性や能力は最も高く、売りとなる実績もたくさん記載出来るからです。採用担当者にも伝わりやすいため、メリットを活かすことができます。

編年体式職務経歴書の構成

【1】
経験知識の要約
 →職歴の流れ、売りとなる経験、知識、能力を記載
または
志望職種、志望動機
 →履歴書よりも詳細に記載。希望だけではなく経験知識要約を含んで記載する

【2】
職歴
 →年代順(または逆年代順)に、所属部署、従事していた期間、職務内容、具体的な実績や作業を記載。
 →文章でも箇条書きでも可。

【3】
売れる専門知識・技能・経験
 →技能的特性、性格、行動特性などを記載。

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編年体式職務経歴書で注意すべきポイント

入社時から(または、直近の職歴から遡って)順番に職歴を記載する編年体式は、履歴書を詳しく記載しただけの書類とならないよう注意すること、そしてだらだらと長文にしないことが重要です。
30代以上の人は記載することが多く、だらだらとした文章になりがちです。ですが、強みについてはしっかりと内容のある文章でアピールする必要もあるため、メリハリを心掛けましょう。

編年体式のデメリット「売りが目立ちにくい」をカバーするタイトル

そのデメリットを補うために、「経験知識要約欄」は必須となります。職歴の中で特別に目立たせたい経験は、別途枠を設けて記述します。応募条件を満たしていることの強調するためにも「●職志望理由」「●職実績」「仕事の実績・身につけた技術」など、応募する仕事に関係があると分かるタイトルにしましょう。

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